左からホームセンターで購入した\500程の刷毛で、固まってしまう為3本目なのだが毛は塗料で汚れ気味、真中が水洗いしながら6色の水性ペイントと水性ニスを塗った新製品の30mm刷毛、そして同じ端毛の未使用50mmだ。 左端の刷毛はかなりよれよれになっており、毛先がすれて短くなってきているのが判る。

ちょっと判りにくいかもしれないが、2つの刷毛を押し付けてみたところ。 左の刷毛は毛の根元が固まりつつあり、結束部分から10mm位は曲がり難い。 それに対し右の刷毛は結束部分まで良く曲がり弾力性が全く失われていない。

散々使った刷毛を洗浄乾燥後と未使用品の比較のクローズアップ。 左の物は毛の根元の僅かな部分にペイントが残っているものの、毛先は塗料も綺麗に落ちまだまだ問題なく使える。 強いて違いを言えば、使用後の物は全体が僅かに開き加減くらいだけだ。 無論まだまだ使えるから、大変割安感がある!

カタログの説明にこんな表記があった。 毛の断面がこのようになっているので、塗料をより含む能力が増大するという。  表面に塗料がつきにくい構造に反比例して低下する表面張力の増大方法だが、大変理にかなっていると言えよう。
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