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ワンバイフォー材に16φのフォスナービットで深さ8mmの座繰り穴をあけその中心をノコギリで切断し裏側に蝶番を取り付けて連結、穴の側壁に#120サンドペーパーを木工ボンドで貼り付けました。
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棒の先端を挟んで左手はこのジグを握り、右手で棒を捻ることで研磨します。 2分ほど続けるとジグを握り締めても緩くなってきてこの辺りが頃合です。
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その先端のクローズアップ。 矢印の先より上が削り落とした部分で、良く見ると境目の段差が判るでしょう。
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ジグの横の穴は15φであけてありますので、削り具合を確認できます。 きつからず、緩からずに挿し込めます。
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因みにノギスで測ってみるとドンピシャ!15mmになっていますが、さらに0.1mm程削っています。
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4mmのストレートビットを0.85mmオフセットし両面にジグを当てて切削し、幅5.7mmの溝を彫るジグ。 31.85mmはいきなり正確に設定できないので0.5mm程長めにガイドを固定し電動トリマーの縁(赤線部分)に薄いプラスチックを貼ってテスト切削して調整しています。
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調整後切削開始。 これが済んだら板の反対側にジグを取り付けてもう一度切削すれば5.7mm幅の溝になります。 かなり慎重な作業を要します。
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2回切削後確認のため5.5mm合板の端材を挿入しました。 緩からずきつからずになればOKです。
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こうして彫り終わった溝の端は必ず丸みを帯びています。 そこで3mmのノミで削り落として寸法どおりの四角になるよう調整します。 右端は無事終了し5.5mmの合板がぴったりと納まったところです。
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丸穴、各穴の加工に問題がないか確認のため仮組立をしてみました。 これは背面の側板下部です。
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その上に上部の丸棒を追加し上端の横棒を挿し込みテーブルに寝かして左右の棒を添えました。 加工誤差の問題は発生していないようでほっと一安心です。
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こちらは左右の側板を同様に組み立ててみた所でこちらも問題なし。
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これは手前に付く上下スライド柵ですがこちらもOKでした。
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左右の側板枠の組立。 1箇所に8φ木ダボ2本を使いますが最初に木目と平行に穴をあけねばならない部分に8φ深さ16mmの穴をあけます。
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あけた穴にマーキングポンチを挿入し接合する相方をそれに押し付けます。
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そうするとマーキングポンチの先端による円錐状の窪みが付きますから(矢印の先)その部分に8φ深さ16mmの穴をあけます。
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木ダボ接合の穴があけ終りました。 ここに木ダボを挿し込み木工ボンドを塗って接合します。
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自作中型クランプを3本使い各接合部分の圧着保持をしたところです。 枠の捻れが出ないよう充分調整し、接合部分の直角度も確認した上で4時間寝かせます。
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クランプ充分締め上げていますからご覧のように接合部分に隙間はありません。 接合強度アップの為に大変重要です。
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クランプを外した後に上端の曲線切りの為に型紙を作り貼り付けました。 Excelで原寸大の楕円(100 x 762mm)を描いてA4サイズの紙3枚に分けて印刷しています。
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縦線は位置決めの為に入れておいたもので、縦線の間隔は100mmです。(左の縦線と端は62mm)
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そして電動ジグソーで切断ですが板厚が28mmありますからお馴染みのCJ-250ではちょっと無理で、ここではYJ-50Vに厚板用仕上げ切り替刃(mini-ShopのNo.22)を使いました。
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切断面が傾くことも無く0.5mm程度の誤差で切断できましたが、若干のうねりや段差があります。
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そこで木工粗目ヤスリ(mini-Shopの3本組の平ヤスリ)を使い先ず表面の緩い凸凹や段差を削り落としました。
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荒削りが終わった様子ですが、ご覧のように木目方向に深い研磨痕が残っています。
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そこで目が大変細かい、強研磨しても問題なし、研磨面はカマボコ状にならない!など替刃式ヤスリ(M20GP)ならではのパワー発揮です。
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1分程度でご覧のようにツルツルに磨きあがりました。 粗目ヤスリは#30-#40程度の目で、M-20GPは#200前後と非常に大きな差がありますが強研磨できるメリットがここにあります。
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丸め加工が終わった左右側板ブロックの上端角。 この後トリマーで面取りをし#400のペーパーで軽く研磨すれば塗装に入れます。
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組立と上部の丸め加工が終了した左右側板ブロックの1つ。 背面ブロックと上下スライド柵の組立はもっと簡単に終わるはずです。
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